京都4日目~お稲荷さんの総本山・伏見稲荷大社でガチ山登り

2024京都
photo by rockdom

~2024京都88🌟2024年の夏休みの振り返りです

伏見稲荷大社

京都最終日、最後の観光スポットは伏見稲荷大社です。

伏見稲荷大社
1300年にわたって、人々の信仰を集め続ける「お稲荷さん」の総本宮 伏見稲荷大社の公式ホームページ

来歴~秦氏の社

「お稲荷さんの総本宮」とされる伏見稲荷大社。千本鳥居が有名な映え神社、ぐらいの知識しかありませんでしたが、HPで沿革を見ると、古代までさかのぼる来歴で興味深いです。

 稲荷大神は和銅4年(711年)、秦伊呂具(はたのいろぐ)によって稲荷山に鎮座したと伝えられています。秦氏。ここに来る前に寄った松尾大社も秦氏!秦氏が席巻してますね。

 そして、この秦伊呂具の祖先・秦大津父(おおつち)という人物も、稲荷山に関係があるとのこと。さかのぼること200年あまり。欽明天皇が539年(531年?)に即位する前のことですが、「秦大津父という者を登用すれば、安泰」という夢を見て、秦大津父を探したところ、山背国紀伊郡深草里(伏見稲荷がある場所らへん)で発見。即位とともに厚遇し、高級官僚(大蔵省の偉い人)として重用したそうです。

 神社のHPでは、もともと深草里に秦氏一族が住み着いて地方の豪族として勢力を拡大し、大津父を輩出するぐらいになったと推測しています。さらに皇極天皇2年(643年)、聖徳太子の子・山背大兄王が、政敵・蘇我入鹿によって斑鳩に攻め入られたとき、退避先として候補にあがったのが、深草里にあった朝廷・天皇直轄地(屯倉)なのだそうです。この地と朝廷との深い関係(そして秦氏の強大さぶり)が示唆されます。

 ちなみに、711年に松尾大社の社殿をつくった秦忌寸都理(はたのいみきとり)の弟が、稲荷大社の秦伊呂具。すごい一族です。

境内

というわけで、山まるごとの神社。広大な境内を散策します。

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アプローチ

JR稲荷駅を降りるとすぐに参道です。大鳥居。

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二番鳥居。

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楼門も立派です。

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楼門前では狛犬ならぬ狛狐が迎えてくれます。

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楼門をくぐると、拝殿。

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本殿は撮り忘れましたよ。汗

千本鳥居

本殿の奥にあるのが千本鳥居。映えスポットとしてとっても有名です。とっても有名なだけあって、人でごったがえしています。ああ、これがオーバーツーリズムの現場!

ずっと奥の方にまで行くと、多少人が途切れることもあります。

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ずっと奥といいつつ、後半はもはや登山です。

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見晴らしよき四ツ辻

登っていくと、見晴らしがよいところも。これは帰りに「四ツ辻」で撮影したものです。

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山頂の一ノ峰 苦労した分ご利益に期待

四ツ辻以降は、山の上部をぐるっと一周する形になります。ぐるっといっても、かなりアップダウンがあり、けっこうきついです。山頂にあるのが一ノ峰(233m)。末広大社が鎮座します。苦労してたどりついた感が大きく、ご利益大きいと期待。

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山の中を周ると、色々な神社がありました。

長者社。

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三ノ峰(白菊大神)

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下山して電車にのります。稲荷駅も人でごったがえしていました。

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京都旅。鞍馬山といい、結構山に登った旅でした。

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